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このサイトでは、注文住宅に関して家を建てる人に役立つ情報を詳しく紹介しています。住宅には分譲住宅もありますが、分譲住宅とはどのような点が違っているのかを説明します。それから土地がなくて家を建てる場合にかかる費用の相場、建築会社などと契約をするまでの具体的な流れなどについての情報があります。また、土地を探すところから始める場合にはどんな流れになるのか、間取りでよく起こりがちな失敗例などについても紹介します。
注文住宅とは?意味や分譲との違いを解説
注文住宅とは、施主の要望に合わせて一から設計プランを立てて建てる家という意味があります。
外観の色や間取り、設備などは施主が決定するので、自由度が高いと言われています。
注文住宅は細かい部分までこだわりを実現することができますし、他にはないような一風変わったユニークな外観のデザインや内装にすることもできます。
それに対して分譲住宅は、完成した状態で販売される住宅のことをいいます。
既に間取りや設備は決まっているので、自分の好みに合わせて自由にカスタマイズすることはできません。
ただし、すでに完成した状態を見ることができるので、後からイメージが違うといったことはないので安心して購入できるということがあります。
注文住宅を建築する際の流れとローンの契約
注文住宅を建築する際、ローンを組むのが一般的ですがこれは他の建築方法とさほど変わりはありません。
注文住宅を建築する住宅メーカーや設計事務所などに見積もりを作ってもらい、それを金融機関に提出してローンの審査が通れば分割払いで返済をすることが可能です。
安定した職業についていて、返済能力があることを認められれば問題なく通るのが一般的ですが、収入に対して高額の金額であったり転職をして間もない場合などは通らないケースも少なくありません。
流れとしては、まずはどのような住宅を作るのかを建築会社と相談して、その住宅の設計や見積もりをしてもらいます。
そして、その金額で審査を通すという流れになりますので金融機関に行く前に住宅会社に相談をするのが良いでしょう。
ですが、転職したばかりであったり収入が少ない場合にはその限りではありません。
収入が一時的に減っている場合などには、審査が通らない可能性が高いので一度金融機関に相談するのがお勧めです。
たいていの場合、一か所で通らなければ他でも通らない可能性が高くなります。
勤続期間が3年以上である程度の年収があるようであれば問題ありませんが、注文住宅の金額にもよるので注意しましょう。
注文住宅と建売住宅の特徴と選び方について
家を建てようと考えたとき、注文住宅にするかそれとも建売住宅にするか迷うところです。
それぞれに特徴があるので、どちらが自分の性格やライフスタイルに合っているかをよく比べて判断するのがよいでしょう。
注文住宅は自分の好みに合わせて間取りから内装、また外構まで全てこちらで決めることができます。
それに対して建売住宅はその名の通り既に建物も外構もできあがっていて、すぐにでも入居できるという特徴があります。
もし音楽や茶道などの趣味を存分に楽しみたいという場合や高齢者や障害者が家族の中にいて、必要な設備がほしいといった場合などは注文住宅のほうがよいでしょう。
一方なるべく早く入居したい、また仕事や家事育児が忙しく、壁紙など一つ一つ選んでいく時間がないという場合には建売のほうがお勧めです。
一般的な設備が備付けられているので心配はなく暮らすことができます。
どちらを選ぶかは大切なのでしっかり考えて決めることが大切です。
注文住宅の予算で見落としがちな項目とは?
注文住宅の予算を算出する際は、土地代と本体工事費ばかりに目を向けていてはいけません。
付帯工事費や諸費用など、予算にプラスされる項目はたくさんあるのです。
まず注文住宅の建設地が決まったら、土地をならして地盤調査をしなければなりません。
地盤調査自体は住宅メーカーが無料もしくは低価格で実施してくれますが、調査をした結果、強度が足りなかった場合は地盤補強のための費用が発生します。
これが付帯工事費と呼ばれているものです。
50坪くらいの土地だと補強工事費が100万円を超えることもあるので、この項目は見落とさないようにしましょう。
諸費用には注文住宅の契約書に貼るための印紙代や、建物を登記する際にかかる登録免許税などが含まれます。
法定関連の手続きは複雑なので司法書士に代行を依頼する人がほとんどですが、その場合は代行手数料が発生します。
注文住宅を検討しているなら、このような付帯工事費や諸費用も考慮したうえでマネープランを立てなければならないのです。
注文住宅は動線を意識した決定が不可欠です
夢のマイホームを建てる際、自由度が高い注文住宅を選ぶ場合もあるでしょう。
間取りはどうするか、リビングの広さやキッチンのスタイルはなど、理想や希望はどんどん膨らみますが、よく吟味しないと失敗につながることもあるため注意が必要です。
後悔したくない家造りだからこそ、暮らしやすさや快適性に関わる動線の意識は重要不可欠です。
具体的に家での毎日の生活をイメージし、家事をする際の動きやすさや無駄のなさなどを確認してみることでスムーズかどうかを判断することができます。
洗濯物を干す場合や衣類を収納する際の場所や広さ、冷蔵庫からの出し入れのしやすさや運びやすさ、インターホンやコンセントの位置など、細かい部分まで動きを確認することで無理のない快適な暮らしが手に入ります。
たとえ一般的な住宅の間取りや設定とは異なっても、ご自分が暮らしやすく納得した動線を確保できていれば、注文住宅はより理想的な終の棲家となりえます。
予算内で注文住宅を購入するには優先順位の整理も必要
せっかく注文住宅を買うのなら理想を詰め込みたいものです。
しかし、あれもこれもと希望を叶えようとすると、高額の費用が掛かってしまい、現実的に購入をすることが難しくなってしまいがちです。
多くの場合はある程度は予算が決まっているものですので、時には妥協すべきことも必要になるでしょう。
そこで大切なのが、希望に優先順位をつけて考えてみることです。
妥協をしても良い部分を明確にすることで予算との折り合いを付けやすくなり、それと同時に希望をきっちりと叶えられる部分もあれば、注文住宅への一定の満足度を得ることができます。
一から十まで理想を叶えるのはなかなか難しいものですので、こうした考え方が必要になることも知っておきましょう。
なお、注文住宅の相談先によって見積もり内容が違ってくることもありますので、複数会社に相談をしてみるのもおすすめです。
独自のノウハウにより予算内で希望を叶えられることもあるため、相談先そのものを変更する選択肢も備えておきましょう。
注文住宅建設費が予算オーバーになってしまったら。
注文住宅を建てる際に、建設費が話し合いの時点で予算オーバーになってしまうことがよくあります。
しかし、どうしても妥協できないというならこちらの気持ちを強く伝えることが必要ですし、長く安心して注文住宅に住み続けるための予算オーバーは仕方ありませんが、デザインやインテリア面でオーバーしてしまう場合は、少し落ち着いて考え一度自宅に案を持ち帰ることも必要です。
必ず取り付けなくてはいけない棚なのか、壁紙をもう少し安くできないのか、優先順位を付けて安く出来るところは妥協してみましょう。
注文住宅は自由度が高いためにどうしてもこだわりを持って家を造ると、予算よりも高くなってしまいます。
ここは落ち着いて、予算を超えても大丈夫なのか、将来的に払っていける金額なのかを冷静に見極めていくことがとても大切になるでしょう。
こだわりを持ちすぎるとどんどんと高くなってしまいますので、家族皆で話し合い、妥協できるところを探してみるのもお勧めです。
注文住宅で必要になる費用や金額の流れについて
注文住宅を建築するときには、主な金額の流れを知っておくことは大事です。大きく分けると土地の購入・建物の建築・購入後のタイミングで発生します。
注文住宅の建物の建築では、見積もりの作成・工事請負契約・着工・上棟・引き渡しの時に支払いを行います。土地を購入後家のプラン作成前に地盤調査を行い、大体7~10万円ですが追加で地盤補強工事が必要だと追加で50万~100万円ほどかかります。
見積書や設計図は無料から、10万円程度かかったりと業者で違います。建設工事費は、工事請負契約で約10%・着工・上棟・引き渡しそれぞれで費用の30%必要です。
また、住宅ローンは引き渡し野時に融資が実行されるので、土地を買ってから家を建てる時は、完成するまでの工事代金は手持ちの資金から出さないといけません。
一括払いで支払うなら別ですが、ローンで借入をするときには完成前にお金を準備するのは難しいです。この時にはつなぎ融資を利用して資金調達しますが、別に手数料がかかることが多くて金利も高いです。
金利は0.1%違うだけでも返済額や支払い総額が変わってくるため、つなぎ融資を利用するときには利息がどれくらいかかるかを確認しないといけません。
注文住宅のイメージづくりの主な流れについて
注文住宅のイメージづくり流れですが、家を建築する場所・間取りの希望・デザインなどどんな家を建てるかを考えていきます。
間取りの事例集を見てから理想に近いものを上げたり、新しい家が並んでいる住宅街を散歩してみて外観デザインのイメージを作ります。
例えばモダン・シンプル・カントリー風・和風などで、家族で意見を出し合ってから拘りたいところをメモしておきます。
耐震性・オリジナルの間取り・収納が多いなどを上げます。注文住宅では必要なお金の内訳と自分の予算を把握しておくと資金計画も立てやすく、譲れないポイントなどをあげておけば家づくりのプランニングもスムーズです。
ただ、いきなり間取りを書くといっても一般の人では難しいので、理想を整理するため部分的にどんな部屋がいいかを考えます。
リビングの横へ和室が繋がっている・玄関の横へ大きな収納があるなどで、具体的な事例があれば話し合うときにもわかりやすく、この部分を取り入れたいと思う間取りをピックアップしやすいです。
ハウスメーカーに注文住宅を依頼したときの流れ
自由度の高い注文住宅は皆の憧れです。もしハウスメーカーに注文住宅の建築依頼をした場合、土地探しから家づくりを始めるとしても期間は10ヶ月ほど必要となります。
大まかな流れを把握しておけば、あと完成までどのくらい時間が必要なのかがわかるでしょう。大まかな流れとしては、情報収集などを行いハウスメーカーを決定したあと、土地探しと間取り決めなどを行います。見積もりなどもこの時期に行われるケースがほとんどです。
注文住宅のローン審査などが問題なく通過すれば、工事請負契約を結び着工となります。実際に工事を行うのは、メーカーの仕事を請け負う工務店などが多いため、事前に顔合わせをさせてもらいましょう。
着工の際は、近所の方々への挨拶を済ませておきます。工事の音などで迷惑をかけることも考えられるので、出来れば丁寧に対応することが望ましいものです。
完成までには時間がありますが、出来れば実際の現場に足を運ぶことをおすすめします。手抜き工事などの心配が軽減されるものです。
注文住宅の建設工事が着工してから引き渡しまでの流れ
注文住宅は、建築確認申請の手続きが完了すれば工事を実施できるようになります。注文住宅の建設現場周辺で生活している人々への挨拶まわりを済ませて、地鎮祭を行ったら着工です。
着工後から引き渡しまでの流れは、通常は基礎工事からはじまります。ただし、土地の状態によっては地盤改良工事や杭打ちを先に行うことがあります。
基礎が完成すると、足場や土台を組んで棟上げの工程に入り、柱や梁などがすべて組み上がったら屋根を設置していきます。これが終了した段階で上棟式を行いますが、近年は省略されるケースが少なくありません。
屋根が完成した後は外壁を形作る工事へと移行し、それが終わると内装に着手します。注文住宅の仕様によっては、この間に中間検査が入ることがあります。
照明をはじめとした設備の設置を終えて、外構工事が済むと、仕上げを行って完成となります。竣工検査(内覧会)を行い、完成した住宅に瑕疵がみられないことが確認されたら引き渡しの手続きに入り、新居へ家具や荷物の搬入が可能になります。
注文住宅を買うなら引き渡しが実施されるまでの流れを知っておこう
注文住宅を手に入れたいと考えている場合は、まず購入者に物件が引き渡されるまでの流れを知っておく必要があります。
注文住宅を買うことを決意したら、まずは建てたい住まいのイメージを膨らませていきます。ある程度イメージが固まったら、実現するのに必要なおおよその金額を算定し、予算づくりに活かします。予算をたてたら、必要な資金を確保する方法を検討しましょう。
注文住宅の基本的な計画がかたまったら、建設用の土地や建物の設計を依頼する業者、工事を依頼する業者、住民ローンの融資を受ける金融機関などを探します。自身での土地探しがうまくいかない場合は、宅地建物取引業者と媒介契約を結んで、物件探しを手伝ってもらうことも考える必要があります。
土地探しに目処が立ったら、建築士やメーカーと相談して間取りを含めた具体的なプラン作りに入り、できあがったら見積もりを出してもらった上で施工業者と建築請負契約を結びます。
その後は4~6ヶ月程度かけて工事が実施され、完成したら内覧会を行って引き渡しの手続きを行います。正式な引き渡しは、住宅ローンの本融資の実行と未払いの代金の決済、および不動産登記申請書類の提出を済ませた後に行われ、登記が完了すれば名実ともに注文住宅は購入者のものとなります。
注文住宅に関するお役立ち情報
- 新着情報
◎2022/9/22
情報を更新しました。
>注文住宅で必要になる費用や金額の流れについて
>注文住宅のイメージづくりの主な流れについて
>ハウスメーカーに注文住宅を依頼したときの流れ
>注文住宅の建設工事が着工してから引き渡しまでの流れ
>注文住宅を買うなら引き渡しが実施されるまでの流れを知っておこう◎2021/11/25
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> 注文住宅と建売住宅の特徴と選び方について
> 注文住宅の予算で見落としがちな項目とは?
> 注文住宅は動線を意識した決定が不可欠です
> 予算内で注文住宅を購入するには優先順位の整理も必要
> 注文住宅建設費が予算オーバーになってしまったら。◎2021/7/20
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